![](https://yoshi-blog2021.com/wp-content/uploads/2021/11/wear-bear-300x300.jpg)
2022年の末に、「Live Like A Cat(以下LLAC)」が見事なローンチを遂げました。
日本のNFT市場そのものを底上げするくらいの影響があると見ています。
LLACのファウンダーであるしゅうへいさんや、マーケターであるイケハヤさん。
今や、彼らの一挙手一投足に注目が集まっていますよね。
そんなお二人のTwitterスペースや、Voicyなどの音声配信を聴いていると、たびたび仏教に絡めたお話を聞くことがあります。
しゅうへいさんは、おもに禅の心を取り上げて、NFTと向き合うお話をされていたり、、、
イケハヤさんは、LLACのネコちゃんたちを、「仏像のような存在」として語られていたり、、、
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と、納得させられます。
web3.0というこれから迎える新しいネットワーク時代であっても、2,000年以上前から伝わる仏教の考え方は通ずるんですよね!
web3.0といえば、コミュニティが全て
といっても過言ではありません。
コミュニティ、つまり不特定多数の人々が集まる集合体。コミュニティでの立ちまわりは、とても重要なことになります。
そこで、こんかいの記事では、コミュニティでの立ちまわり方にフォーカスして、仏教と絡めて解説してみたいと思います!
ちなみにぼくは、、、
この記事を書いた人
- 僧侶歴20年の現役副住職です
- 2021年9月にNFTに参入
- 御三家(CNP、APP、LLAC)30点以上のオーナー
- web3.0、メタバース、NFT関連のブログを運営
- TSUBASAPROJECTのモデレーター
結構な希少性があるかも的なポジションですw
できるだけ、わかりやすいことばで解説していきますね!
さいごまでお読みいただけると、さらに仏教に関心を持っていただけるかも?
それでは、はじめていきましょう♬
web3.0でたいせつなことは「コミュニティ」での立ち回りです
web3.0を語る上で、「DAOコミュニティ」と「 NFT」は欠かせないもの。
web3.0を提唱するコミュニティのほとんどはdiscordサーバーを立ち上げ、メンバーとのコミュニケーションに利用されています。
コミュニティの理念、象徴として NFTを発行
コミュニティメンバーが自発的・自律的・分散的に価値を高める活動をする
コミュニティが活発になる
コミュニティメンバーが一丸となって、NFTの価値を高める
以上のような流れが、web3.0型コミュニティの特徴であると言えます。
ファウンダーにとっても、コミュニティメンバーにとっても、コミュニティでの立ち振る舞いが非常に重要となります。
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なんて、思っていませんよね?w
侮ってはいけませんよ。
匿名であるからこそ、人は"無意識のうちに"テキストから色んなものを読み取ろうとするのです。
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そこで、コミュニティでの立ち回りの指針となるのが仏教における「四無量心(しむりょうしん)」の心構え。
とても参考になるはずです。
集落、組織、学校などなど。家族でさえ、コミュニティの一つと言えるでしょう。
コミュニティの立ち回りは、人との付き合い方に直結します。
いつの時代にも存在するものであるからこそ、古代から伝わる仏教の教えが通ずるというわけですね。
以下、四無量心について、深掘りしていきます。
四無量心から学ぶコミュニティでの立ちまわり方
四無量心とは、よりよく生きていくための4つの心のあり方を示したものです。
- 慈無量心(じむりょうしん)
- 悲無量心(ひむりょうしん)
- 喜無量心(きむりょうしん)
- 捨無量心(しゃむりょうしん)
漢字だけ見てもさっぱりわからないですよねw
DAOコミュニティであっても、四無量心を心掛けていると、より良いコミュニティを形成することができるはず。
また、あなた自身のコミュニティでの信頼や評価も、確実に向上するでしょう。
具体例を挙げつつ、一つずつ見ていきますね。
①慈無量心〜人に幸せを与えようとする心〜
ぼくは、2021年の秋ごろから、さまざまなweb3.0コミュニティに参加しています。
いずれのコミュニティでも共通して思うのは、「優しい人が多い」ということ。
輪を乱すような方はほとんどおらず、楽しみ、助け合いの心をお持ちの方がとても多いです。
そのようななかでも、とりわけ目立つのが「圧倒的なギバー」。
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と、疑問を抱きたくなるようなことも多々。
「四無量心」の一つ、「慈無量心」に近い心をお持ちの方がおられます。
自分のことを顧みず、相手のことだけを思うこころ。親が、我が子を思うような心もちですね。
このような方は、コミュニティ内でも目立つ存在であり、強い信頼を得ることができるでしょう。
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そんなことはありません!w
新しく参加された方にあいさつをする
だけでも、立派な貢献ですよ。
日本一のweb3.0コミュニティ「Ninja DAO」。現在の参加者は約65,000人。
2021年の秋ごろにインフルエンサーであるイケハヤさんが立ち上げられました。
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日本一だけあって、集まる人たちも超優秀な方が多いです。
そんなNinja DAOの名物マネージャーであるDANKUさん。
DANKUさんが最初に心がけておられたのはやはり「あいさつ」です。
複数人説が出てくるほど、膨大なチャンネルに顔を出し、一人ひとりにあいさつをし、見事な心配りをされています。
ココがポイント
まずはあいさつから。人に喜び、安心を与える
初めてコミュニティに参加する方にとって、声をかけられる、あいさつをしてもらえるということは、とても嬉しいことです。
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音声配信で、コミュニティに対する気持ちやご自身の思いなどを語られていますので、ぜひ聴いてみて下さい。
(多くの方が涙を流された神回です)
ココがポイント
たとえ、小さなことであっても、あなたができることを探してみる
DAOコミュニティで、うまくコミュニケーションをとるための第一歩となるはずです。
②悲無量心〜人の悲しみを取り除こうとする心〜
2021年の12月ころのぼくは、メタバースにとても関心がありました。
クラスターというメタバースアプリを利用したイベントにも参加をし、自分の分身のような存在「アバター」に興味深々。
当時、 NFTとして販売されていたボクセルアバターとして「Meebits」というコレクションが注目されていました。
が、なかなかのお値段で手を出せません。
そんなとき、日本人でボクセルアバターを創作されているYuyaさんを発見!
お手頃な価格と、かわいい感じのアバターが気に入り、早速購入♬
Yuyaさんが運営されているコミュニティにもホルダーとして参加させていただいたのですが、、、
なんと、ニセモノだったのです!
当時のぼくは、まだまだ知見がなく、まんまと騙されてしまいました。。
とってもショックでした。。。
NFTの世界では、ニセモノの出現は当たり前。いかなる場合でも自己責任。
だまされたぼくが悪いのですが、Yuyaさんは、涙が出るほど嬉しい対応をしてくださったのです。
ぼくのTwitterプロフィールをご覧になり、本職の「僧侶」を表すアバターNFTをプレゼントしてくださったのです!
何とも有難いお心遣い😭
偽物と知らず買ってしまった私が悪いのに💦
しかも私の本職を現して下さいました😭@yuyayan_ さん、本当にありがとうございます🙏🙏🙏 https://t.co/SlRCU2xXIK
— 🐧yoshibow/Tsubasa PJ MOD (@chad78xx) December 5, 2021
落ち込み、悲しんでいるであろうぼくに対して、「悲無量心」ともいえる心配り。なかなか真似できることではありません。
悲しかった気持ちは全て取っ払われ、喜びでいっぱいになりました。
Yuyaさんは、今現在サンドボックスの公式アーティストとして活躍されていますよ。
ずっと、応援し続けたいと思っています。
③喜無量心〜人の幸せをともに喜ぶ心〜
再び、NinjaDAOのお話に戻ります。
お伝えしたとおり、NinjaDAOは国内最大のweb3コミュニティです。
メンバーさんも非常に優秀な方が多い。
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とはいえ、web3.0やNFTなどという分野は、まだまだ立ち上がってもいないような状況。
頂上のわからない山に挑むかのように、さまざまな天才の挑戦を目の当たりにしてきました。
もちろん、うまくいかないプロジェクトもあったり。。。
それでも、NinjaDAOのメンバーさんは、挑戦を讃え、全力で称賛します。
成功したプロジェクトには、みなが自分のことのように喜び、「おめでとう!」が飛び交います。
人の幸せを共に喜ぶ心、「喜無量心」に満ち溢れたコミュニティだと思います。
現実世界であれば、人の幸せを妬み、批判するような態度を取る方もおられますよね。
人の不幸は蜜の味
なんていうことばがありますが、誰しもが一度くらい経験されたことがあるのではないでしょうか?
web3.0は匿名の世界です。
99%の方が匿名で、自分の好きなアバター(アイコン)で活動されていますよね。
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Ninja DAOに、こんな方は滅多におられません。
メンバーさんそれぞれがお互いをリスペクトし、信頼し合っているからです。
キレイゴトに聞こえるかもしれませんが、本当にキレイゴトで形成されたコミュニティなんですよね。
すべてのweb3.0型コミュニティのお手本になるのでは?とぼくは考えています。
④捨無量心〜かたよらず、人を平等にみる心〜
web3.0型コミュニティはほとんどの場合、テキストチャットでのやりとりが基本となってきます。
テキストだけであっても、気のあいそうな人や、少し苦手かも?と思う人がおられたり、おもしろいものですよね。
ファウンダー、メンバーさんを問わず、やはり相性というものは出てくるもの。
気の合う方に対しては、真摯に受け止め、密なコミュニケーションを取りたくなる。
逆に苦手な方であれば、さらっと流してしまいそうになる。
現実世界でも、気の合うもの同士がグループで行動するのはこのためです。
しかし、基本的にテキストのみのweb3.0の世界では、皆が同じチャットルームを共有し、同じ画面を見ています。
つまり、心がけるべきこととしては、、、
ココがポイント
すべての人と同じこころ持ちで対応するということ
気づかないうちにかけてしまった色メガネを捨てて、平等に見る心「捨無量心」の心構えがとても大切になってきます。
超ざっくりいうと、"ひいき"をしないということですね。
ちょっとした文面でも現れてしまいます。ぜひとも、気をつけるようにしたいですね。
以上、「四無量心」を軸に、コミュニティでの立ち回り方についてみてみました。
もう一度、整理しておきますね。
- 慈無量心
- 悲無量心
- 喜無量心
- 捨無量心
振り返ってみて、一つ素朴な疑問が出てきませんか?
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って。
その通りです。
仏教の教えというのは、当たり前のことを難しく、言語化しているものが多いのですよね。
しかし!
ココに注意
当たり前のことだと認識していても、当たり前のことができていない自分がいる
ということに気付かされます。
繰り返し、客観的に自分を見つめ直すことは、とても大切なことになってきますね。
「四無量心」はよりよく生きていくうえでの理想の心構えです。
現実世界でも、web3.0的なテキストコミュニケーションの世界でも通じます。
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では逆に、「ダメパターン」こんな行動はとらない方がいいよ、ということについて考えてみましょう。
コミュニティでうまく立ち回るには、自分を捨てる!
仏教は、自分に執われてしまうこと、つまり「我執」を嫌います。
どんなときでも、人というのは自分がかわいいものですよね。
相手の幸せを願いつつも、心の中では自分さえ幸せであればいい、なんて思っていたり。
思い通りにならないことに腹を立てたり。
すべてのものごとの中心に、自分が存在します。
その心もちのまま、コミュニティに参加してしまうとどうなるでしょう?
ココがポイント
コミュニティの中心にあるのは、いかなる場合でも"プロジェクト"です。
みなが、プロジェクトの成功のために、自律的に自発的に分散的に活動をしていますよね。
そんななか、自分のことを中心に活動していたら?
自分の損得だけを考えて活動していたら?
おそらく、コミュニティからは疎外され、居ずらいことになるでしょう。
コミュニティのなかでもっともあってはならないのは、「自分を中心にものごとを考えてしまうこと」です。
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その通り。
分かってはいても、人は無意識のうちに自分を中心に考えてしまう生き物。
たえず、自分の活動を見つめ直すようにしましょう。
ぼくも、あとになって「しまった。。。」と思うことが多々あります。
優先順位をしっかりと見定めることは、非常に重要ですね。
ココがポイント
コミュニティファースト!自分のことは後回し!
Web3.0と仏教|四無量心から学ぶコミュニティでの立ちまわり方のまとめ
以上、web3.0時代のコミュニティでの立ち回りについて、仏教を絡めて解説してみました。
もう一度、さいごにまとめておきますね。
ポイントまとめ
- 慈無量心⇨幸せを与えようとする心
- 悲無量心⇨悲しみを取り除こうという心
- 喜無量心⇨幸せを共に喜ぶ心
- 捨無量心⇨偏らず、平等にみる心
以上の四つの心構えをたいせつに、コミュニティで活動してみましょう。
デジタルの空間だけではなく、実社会でもかならず役に立つはず。
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こんかいの記事で、あなたのコミュニティ活動、人とのお付き合いについて、何かしらの気づきがあれば、大変嬉しく思います。
ご感想等、SNSで共有していただけるとありがたいです。
さいごまでお読みいただき、ありがとうございました。